見学ツアーを開催しました!
「トリアウテ・プロジェクト」の地域のいいもん見学・体験ツアー企画『取手の寺子屋』。
6月22日(日)に開催した第一回目の見学ツアーについてのレポートをまとめましたので、当日の内容が少しでも伝われば幸いです。
6/22開催_第一回見学ツアー概要
①『 伊太利庵 Buono ( イタリアンボーノ ) 』でランチ
シェフ・店長:佐藤 昌広さん
ランチの後に出てきたのが地元食材をつかったご当地グルメ「鳥手羽かくれんぼ」

伊太利庵ボーノ特製かくれんぼの「鳥手羽の香草パン粉焼き」
本格イタリアンが食べられるお店だけあって、見栄えから味付けまでこだわりの鳥手羽かくれんぼに仕上がっています。もうB級グルメとは呼べないクオリティにみな大満足☆
店舗毎のアイデアが詰まったかくれんぼは、取手駅東口のパぺエテさんなどでも食べられます。
佐藤シェフからは“地産地消”や“ご当地グルメ”のことなどを伺うことができました。
取手の特産品である“米”をつかった料理を構想中とのこと、今後が楽しみですね!
② 13:30~ 見学①市内生産者の現場
生産農家・直売所:『新鮮野菜工房』 生産者・代表:海老原 寿さん
もとは某ビール会社でお勤めだった農家二代目の 海老原さんは、働きながら茨城県立農業大学校で農業を学び、昨年には会社を辞められ、ご両親が営んできたハウス栽培での野菜づくりの道を歩み始められました。

さっそくトマトハウス内の見学へ。
トマトの受粉方法から、水を与えずに植物の生命力を引きだす栽培方法などについて説明を受けました。

その他にも連作障害の予防方法や、細かなトマト栽培についての参加者からの質問に丁寧に応えていただきました。ちなみに、ハウス天井のシートはUVカット加工がされていること。
見学の最後に連れていってくれたのがテストベッドと呼ばれる試験場。そこで育てられているのは種苗業者から仕入れたものや、独自の交配を行っているもの。まだ登録がされていないものも。

そこでは栽培方法についての海老原さんの哲学についても伺うことができました。ハウスに網をかけて虫を寄せつけない工夫をし防虫剤・殺虫剤は使わずに育てている。肥料も馬フンを中心とした有機肥料。ハウスでつくるものは世界で一番安全という想いを伺いました。
続いて、海老原さん宅の離れでル・ソレイユの今年春の新作「フルーツトマトのジェラート」の試食会を行いました。

全体の40%がトマトの果肉でてきているソルベタイプのジェラートです。
ル・ソレイユの米倉さんからのアドバイスで“塩”を振るとあら不思議!トマトの味が濃くなってさらにおいしくなりました!!

また、米倉さんから加工者としてのお話を聞くことができました。
この季節は、ケーキ屋は閑散期。野菜(農家)は繁忙期ということもあって、いろいろなチャレンジをしているとのこと。
お互いにとってプラスになるような形で、これからも地域のために挑戦していきたいと語っていらっしゃいました。
最後には、ハウスで説明を受けたフルーツトマト・大玉やキュウリなどが売られているご自宅敷地内にある直売所でお土産を購入。

農家から直接つくり手のこだわりを聞いた後は、農産物との距離がぐっと縮まっているので、みなさんも商品に自然と手が延びていました!
③ 16:00~ 見学②農産物直売所
直売所:JA茨城みなみ農産物直売所「夢とりで」 JA職員:秋田さん
JA職員の秋田さんから夢とりでの現状について説明をいただきました。
メイン商品の一つのファーストトマトは季節過ぎてしまったので、今はなす、ピーマン、梅、青じそ、赤じそ(取手産)などのラインナップが好調。
まだ直売所の認知がいきわたらず週末も平日と同じ程度の来客数とのこと。
先日、事前に伺った際にお聞かせいただいた話の内容についても併せてご覧いただければと思います。
2014/5/9_農産物直売所「夢とりで」所長への訪問議事録

農産物のPRをもっとがんばってほしい。農家さんのこだわりや栽培方法などが一目で分かるような情報提供をしてほしい。その他、野菜の並べ方や、時期によっての旬な野菜の情報提供についてなども意見が届けられました。
一時間程度、消費者目線からいろいろな意見提案がなされ、職員の方も一人で対応され大変そうでしたが、参加者からは、口にする機会がなかった想いを伝えることができてよかったというご意見が多数よせられました。また、今後とも消費者目線に立った意見をお伝えさせていただきたいと思いますし、“市民サポーター”のような位置づけで、定期的に意見交流会のようなものがあると、直売所の目指す方向に向かって一緒に取り組んでいけるのではないでしょうか。
生産者からも消費者からも期待されて立ち上がった直売所です。これからも生産者と消費者をつなぎ、コミュニティの中心となるような素晴らしい直売所を目指してがんばっていただきたいですね!

以上、見学ツアー初回の企画としては大成功だったと感じております。また、このような企画を定期的に行っていきたいと思いますので、行きたい見学先・企画などあれば、どしどしご提案いただければと思いますのでよろしくお願いいたします♪
アルバム:2014/6/22 見学ツアー




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┃■ 事務局 : 飯島悠介
┃□■ 携帯 : 090-8568-6939
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6月22日(日)に開催した第一回目の見学ツアーについてのレポートをまとめましたので、当日の内容が少しでも伝われば幸いです。
6/22開催_第一回見学ツアー概要
①『 伊太利庵 Buono ( イタリアンボーノ ) 』でランチ
シェフ・店長:佐藤 昌広さん
ランチの後に出てきたのが地元食材をつかったご当地グルメ「鳥手羽かくれんぼ」

伊太利庵ボーノ特製かくれんぼの「鳥手羽の香草パン粉焼き」
本格イタリアンが食べられるお店だけあって、見栄えから味付けまでこだわりの鳥手羽かくれんぼに仕上がっています。もうB級グルメとは呼べないクオリティにみな大満足☆
店舗毎のアイデアが詰まったかくれんぼは、取手駅東口のパぺエテさんなどでも食べられます。
佐藤シェフからは“地産地消”や“ご当地グルメ”のことなどを伺うことができました。
取手の特産品である“米”をつかった料理を構想中とのこと、今後が楽しみですね!
② 13:30~ 見学①市内生産者の現場
生産農家・直売所:『新鮮野菜工房』 生産者・代表:海老原 寿さん
もとは某ビール会社でお勤めだった農家二代目の 海老原さんは、働きながら茨城県立農業大学校で農業を学び、昨年には会社を辞められ、ご両親が営んできたハウス栽培での野菜づくりの道を歩み始められました。

さっそくトマトハウス内の見学へ。
トマトの受粉方法から、水を与えずに植物の生命力を引きだす栽培方法などについて説明を受けました。

その他にも連作障害の予防方法や、細かなトマト栽培についての参加者からの質問に丁寧に応えていただきました。ちなみに、ハウス天井のシートはUVカット加工がされていること。
見学の最後に連れていってくれたのがテストベッドと呼ばれる試験場。そこで育てられているのは種苗業者から仕入れたものや、独自の交配を行っているもの。まだ登録がされていないものも。

そこでは栽培方法についての海老原さんの哲学についても伺うことができました。ハウスに網をかけて虫を寄せつけない工夫をし防虫剤・殺虫剤は使わずに育てている。肥料も馬フンを中心とした有機肥料。ハウスでつくるものは世界で一番安全という想いを伺いました。
続いて、海老原さん宅の離れでル・ソレイユの今年春の新作「フルーツトマトのジェラート」の試食会を行いました。

全体の40%がトマトの果肉でてきているソルベタイプのジェラートです。
ル・ソレイユの米倉さんからのアドバイスで“塩”を振るとあら不思議!トマトの味が濃くなってさらにおいしくなりました!!

また、米倉さんから加工者としてのお話を聞くことができました。
この季節は、ケーキ屋は閑散期。野菜(農家)は繁忙期ということもあって、いろいろなチャレンジをしているとのこと。
お互いにとってプラスになるような形で、これからも地域のために挑戦していきたいと語っていらっしゃいました。
最後には、ハウスで説明を受けたフルーツトマト・大玉やキュウリなどが売られているご自宅敷地内にある直売所でお土産を購入。

農家から直接つくり手のこだわりを聞いた後は、農産物との距離がぐっと縮まっているので、みなさんも商品に自然と手が延びていました!
③ 16:00~ 見学②農産物直売所
直売所:JA茨城みなみ農産物直売所「夢とりで」 JA職員:秋田さん
JA職員の秋田さんから夢とりでの現状について説明をいただきました。
メイン商品の一つのファーストトマトは季節過ぎてしまったので、今はなす、ピーマン、梅、青じそ、赤じそ(取手産)などのラインナップが好調。
まだ直売所の認知がいきわたらず週末も平日と同じ程度の来客数とのこと。
先日、事前に伺った際にお聞かせいただいた話の内容についても併せてご覧いただければと思います。
2014/5/9_農産物直売所「夢とりで」所長への訪問議事録

農産物のPRをもっとがんばってほしい。農家さんのこだわりや栽培方法などが一目で分かるような情報提供をしてほしい。その他、野菜の並べ方や、時期によっての旬な野菜の情報提供についてなども意見が届けられました。
一時間程度、消費者目線からいろいろな意見提案がなされ、職員の方も一人で対応され大変そうでしたが、参加者からは、口にする機会がなかった想いを伝えることができてよかったというご意見が多数よせられました。また、今後とも消費者目線に立った意見をお伝えさせていただきたいと思いますし、“市民サポーター”のような位置づけで、定期的に意見交流会のようなものがあると、直売所の目指す方向に向かって一緒に取り組んでいけるのではないでしょうか。
生産者からも消費者からも期待されて立ち上がった直売所です。これからも生産者と消費者をつなぎ、コミュニティの中心となるような素晴らしい直売所を目指してがんばっていただきたいですね!

以上、見学ツアー初回の企画としては大成功だったと感じております。また、このような企画を定期的に行っていきたいと思いますので、行きたい見学先・企画などあれば、どしどしご提案いただければと思いますのでよろしくお願いいたします♪
アルバム:2014/6/22 見学ツアー




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